当小児科は、地域の子供の心身両面の健康をサポートできるよう努めています。10年程前までの小児科病棟は、肺炎、急性腸炎、髄膜炎など感染症を中心とした患児が多く入院していました。
その後、ワクチン整備や環境の改善、抗菌薬の開発など感染症は減ってはきていますが、症状により入院等の対応が必要となることもあります。
海南市の小児科病床は当院だけになりますが、現在、常勤医師3名で対応していることもあり、和歌山県立医科大学附属病院、日本赤十字社和歌山医療センターや和歌山市夜間・休日応急診療センター(すこやかキッズ)と連携を取りながら、その役割を果たしていければと考えております。
また、感染症減少により小児科診療全体が、予防医療や生活習慣病、心身の不安定に重きが移ってきており、当院においてもそういった診療にも対応していけるよう努めてまいります。