当院の放射線科では、CT(コンピューター断層撮影)やMRI(核磁気共鳴画像)等の画像情報から病気の有無を判断する画像診断を専門に行っており、全身のあらゆる部位の画像診断を行っていることから重要な役割を担っています。画像から病気が見つかれば、良性のものか悪性のものか、すぐに治療しないといけないものかなどを判断(読影)していますが、その結果を主治医に伝える早さと正確さも求められます。
最近の画像診断技術の進歩はめざましく、CTやMRI等の検査は、非常に詳細に写し出すことが可能になりましたが、画像の枚数も多くなり、それらを詳細に、短時間で読影することは難しいことですが重要な業務になります。
直接患者さんと接する機会は少ないですが、画像診断という“縁の下の力持ち”として、主治医や開業医の先生方の診断や治療方針の決定に役に立ち、地域の医療に貢献していきたいと思います。