お知らせ
CT・肺機能検査・呼気NO検査などで診断のつく症例に関しては外来で適切な治療を行います。また、肺病変確定診断のかなめとなる検査である気管支鏡に関しては、2018年度は約60症例施行しました。将来は人員を増やしてさらに症例数を重ねていくつもりです。
細菌性肺炎・誤嚥性肺炎に対しては中等度以上の症例は入院の上、抗生剤点滴などを行います。間質性肺炎や特殊な感染症は投薬の副作用や治療期間も問題となりますので、専門医と十分相談し、患者さん自身に理解していただいたうえで治療が必要です。COPD(慢性閉塞性肺疾患)の増悪では、酸素療法で不十分な場合は、NPPV(非侵襲的マスク人工呼吸)を行うこともあります。喘息は症状が一時的に消えても長期の予防コントロールが必要な病気であり、常に患者教育が必要です。肺癌に関しては、近年、短期間で頻繁に治療方針が変更される分野でもあり、診断までは行い、当院で治療する場合と、和歌山県立医科大学付属病院に紹介させていただく場合があります。それぞれの疾患に対し、エビデンス(医学的根拠)に基づいた治療を心がけています。
氏名 | 役職 | 専門分野 |
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池田 剛司 いけだ たけし |
院長 | 内科一般・呼吸器疾患 日本内科学会総合内科専門医 日本呼吸器学会専門医・指導医 |
山形 奈穂 やまがた なお |
医師 | 内科一般・呼吸器疾患 日本専門医機構認定内科専門医 |
受診について
医療センターでは、予約されている方や紹介状のある方が優先です。
また、予約された方は予約時間より前にお越しになっても、時間までお待ち願います。
※紹介状をお持ちの方は、必ず事前に院内の地域連携室でご予約ください。