リハビリテーションとは病気やケガなどにより、さまざまな障害を受けた方が、日常生活の自立を目指し家庭復帰・社会復帰できるように、諸機能の回復・維持・開発を促す治療・訓練・指導および支援していく医療のひとつをいい、理学療法・作業療法・言語聴覚療法などがあります。
当院では、『自分で出来る・自分で動ける・自分で歩ける』を大切に考え、一つ一つのことが自分自身で行えるようになる事を目指してリハビリテーションを実施しています。その一環として、毎週、病棟カンファレンスを実施し、常に患者さまの状態を医師や看護師と共有できるよう心掛けています。がんのリハビリテーションについても、積極的に取り組んでいます。
また、『排泄ケア』の支援についても心がけています。発症・受傷・術直後から早期離床と身体機能の維持・向上はもちろんのこと、「トイレは自分でしたい」という患者さまの自尊心を大切にするために、トイレ動作自立に向けての起居動作、移動・移乗動作の指導、環境設定を行っています。
ご家族に対しても、介助方法や福祉用具導入、住宅改修についての相談やアドバイスも行っています。