お知らせ
健診目的から治療目的まで幅広い目的で上部消化管内視鏡を行っております。健診においては経鼻内視鏡、経口内視鏡両方に対応しています。適宜麻酔を使用し、楽に内視鏡検査を受けて頂けるように心がけております。
治療目的では胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの出血性病変に対する止血術、食道静脈瘤の内視鏡的治療、胃腫瘍の内視鏡的治療(内視鏡的粘膜切除術には対応していますが、内視鏡的粘膜剥離術には対応できていません。)、腸閉塞に対する内視鏡ガイド下経鼻イレウス管挿入、各種消化管狭窄に対する拡張術やステント留置、経口摂取が困難な方を対象に内視鏡的胃瘻造設術などを行っております。
大腸がん検診(便潜血検査)で要精査のスクリーニングから治療目的まで様々な目的で下部消化管内視鏡を行っております。適宜麻酔などを使用し、軸保持短縮法やループ解除法などを用いて楽に内視鏡検査を受けて頂けるように心がけております。
治療目的では憩室出血や直腸潰瘍などの出血性病変に対する止血術、大腸腫瘍の内視鏡的治療(内視鏡的粘膜切除術には対応していますが、内視鏡的粘膜剥離術には対応できていません。)、大腸イレウスに対する内視鏡ガイド下経肛門的イレウス管挿入、各種消化管狭窄に対する拡張術やステント留置などを行っております。また上下部消化管内視鏡とも多量出血や噴出性・湧出性出血の場合にはgel immersion endoscopyを行うことで、視界を確保し、安全に内視鏡止血ができるようにしています。
最近増加している総胆管結石性胆管炎についても対応を開始しております。内視鏡的逆行性胆管膵管造影を行い、必要に応じて内視鏡的乳頭切除術を行い、採石やドレナージチューブ挿入を行っております。治療困難例などは高度医療機関への転送を行うことがありますが、今後は当院で各種治療が完結できるように精進して参ります。
2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
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上部消化管内視鏡 | 2474 | 2465 | 1749 | 2062 | 1866 |
(経口内視鏡) |
1708 |
1664 |
1218 | 1430 | 1306 |
(経鼻内視鏡) |
766 | 801 | 531 | 632 | 560 |
嚥下内視鏡 | 0 | 0 | 12 | 6 | 3 |
内視鏡的止血術 | 30 | 28 | 29 | 32 | 27 |
粘膜切除術 ポリペクトミー | 7 | 0 | 1 | 2 | 3 |
拡張術 | 3 | 1 | 0 | 1 | 0 |
胃瘻造設 | 9 | 2 | 6 | 9 | 3 |
食道静脈瘤処置(EVLなど) | 6 | 10 | 9 | 5 | 13 |
イレウス管 | 10 | 10 | 12 | 16 | 6 |
ステント留置 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 |
異物除去 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 |
ERCP | 53 | 34 | 47 | 2 | 26 |
EST 採石 | 24 | 17 | 30 | 2 | 13 |
ENBD | 2 | 2 | 2 | 0 | 0 |
下部消化管内視鏡 | 490 | 477 | 521 | 457 | 422 |
内視鏡的止血術 | 30 | 33 | 42 | 43 | 25 |
粘膜切除術 ポリペクトミー | 108 | 119 | 146 | 128 | 122 |
拡張術 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
イレウス管 | 0 | 0 | 2 | 1 | 2 |
ステント留置 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 |
異物除去 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 |
氏名 | 役職 | 専門分野 |
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喜田 洋平 きだ ようへい |
医療技術局長 部長 内視鏡治療センター長 |
内科一般・消化器疾患 日本内科学会総合内科専門医 日本消化器内視鏡学会専門医 日本肝臓学会専門医・指導医 日本消化器病学会専門医・指導医 日本プライマリケア連合学会 プライマリケア認定医・指導医 |
受診について
医療センターでは、予約されている方や紹介状のある方が優先です。
また、予約された方は予約時間より前にお越しになっても、時間までお待ち願います。
※紹介状をお持ちの方は、必ず事前に院内の地域連携室でご予約ください。