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NST(栄養サポートチーム)

多岐にわたる医療ニーズが高まっている現代において、チーム医療を提供することが、医療施設の必須条件となってきました。チーム医療とは、これまでの医師主体の医療体系から看護師、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士、管理栄養士と医師が協力し合い、患者さまを中心においてそれぞれの立場から治療を進めていく医療のことをいいます。

さて、これまでの医療は治療のベースである栄養管理にはほとんど関心がむけられていませんでした。肝疾患・肺疾患・心疾患・脳疾患・代謝疾患・消化管疾患それぞれに応じた栄養療法を実施しないと、栄養の悪い状態ではせっかく良い治療を施しても有効な効果がでません。そこで、主治医を栄養療法の面から支えていくのが栄養サポートチーム(NST)の役割です。

当院では平成22年5月に発足し、栄養学の知識を習得することが先決と考え、まず週1回勉強会を実施してきました。ある程度の知識習得ができましたので、平成22年9月から本格的な活動を実施していくことになりました。

具体的には、入院時に全患者さまに栄養評価を行い、栄養状態が悪い患者さまには身体測定などさらに詳しく栄養評価を行います。その後、病棟回診、カンファレンス(話し合い)を行い、各職種の意見を取り入れ、栄養療法のプランを作成します。このプランに対する主治医の同意が得られれば栄養療法を実施し、これが有効かどうかを再評価していきます。そうすることにより、入院の原因となった病気がより早く治るように努めていきたいと考えています。

「まず患者さまのことを考える」をスローガンに日々研鑽していきますので、ご期待ください。

当院NSTは、日本静脈経腸栄養学会認定稼動施設に認定されています。

活動内容

1.入院患者さまの栄養状態の把握

患者さまが入院されますと、MNA®(Mini Nutritional Assessment®)またはSGA(Subjective Global Assessment)という尺度を用い、栄養状態のスクリーニングを行います。栄養状態が良くない患者さまがいれば、入院主治医に報告し、入院主治医の指示があった時点で、NSTが患者さまの栄養サポートに協力いたします。

2.カンファレンスと回診

栄養療法が必要と主治医が判断した患者さまには栄養療法の治療方針についてカンファレンスおよび、患者さまのベッドサイドに伺い、患者さまの栄養状態、摂食状態を把握するため、回診をさせていただいております。NSTではカンファレンス、回診を通じて、患者さまに対する最善の栄養療法を主治医の先生に提案させていただいています。

ただし提案の施行については、強制的なものではなく、各主治医の先生の判断に一任されています。

3.勉強会

NSTでは最新の知識で患者さまに向き合いたいと考えています。定期的にスタッフで集まり、栄養管理についての勉強会を行っています。

実績

2011年度実績 259件