整形外科(脊椎専門外来) 河合将紀
整形外科では、頚椎症や腰部脊柱管狭窄症などの脊椎変性疾患(せぼねの老化による病気)に対して、本年1月から脊椎内視鏡下手術・技術認定医による脊椎外科外来を開始して、同時に脊椎内視鏡手術を本格的に導入致しました。
脊椎内視鏡手術は、小さい皮膚切開(1円玉ほど)で背中から脊椎内視鏡を体内に挿入して、高画質で鮮明な画像をモニターで確認しながら、神経への圧迫を安全に取り除く手術(神経除圧術)です。
今までの手術と異なり、傷が小さく出血も少量であり身体への負担も少ないため、術後の回復が早く元の生活にも早く戻ることができます。経過が良好であれば術後1日~2日で退院可能で、従来の手術と比べ術後成績も良好です。
手足のしびれ・坐骨神経痛・腰痛・肩こり・背部痛・歩行障害などでお困りの患者さんで、お近くの整形外科などで長い間治療(投薬・注射・リハビリなど)を受けても症状が改善しない場合には、お気軽にご相談ください。
医療センター☎ 482-4521