令和２年度 海南医療センター 病院指標

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）
  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 48 35 48 53 114 204 350 809 796 306
退院患者を10歳刻みで集計しています。　　※年齢は入院日時点です。

70歳以上の患者は、全体の約69％を占めており、幅広い年齢の患者を診察している中で、特に高齢者を中心に診療を行っています。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。） 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 110 2.19 2.66 0.00 68.62
050130xx9900xx 心不全 手術なし 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 56 27.27 17.23 19.64 85.55
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等２なし 47 25.57 20.51 36.17 87.91
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 41 14.12 13.00 21.95 77.56
130030xx97x50x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等２５あり 定義副傷病なし 37 23.03 31.90 5.41 77.22
・「小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）」の症例が、最も多くなっています。
　大腸の良性腫瘍に対し、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を施行した入院となっています。

・「心不全」の症例が、2番目に多くなっています。
　心不全とは、心臓のポンプとしての働きが低下して、全身の臓器に必要な血液量を送ることができなくなった状態です。

・「誤嚥性肺炎」の症例が、3番目に多くなっています。
　食べ物や飲み物、唾液などが誤って気管や気管支内に流れ込むことによって生じる肺炎を誤嚥性肺炎といいます。
　誤嚥性肺炎（急性期）の治療後は、リハビリ等のため回復期リハビリテーション病棟に転院する場合や、
　経口摂取困難等のため療養型の病院に転院する場合があり、内科上位5疾患の中で転院率が最も高くなっています。

・「腎臓又は尿路の感染症」の症例が、４番目に多くなっています。
急性腎盂腎炎を含む尿路感染症の症例が占めています。
　
・「非ホジキンリンパ腫」の症例が、5番目に多くなっています。
　抗がん剤（リツキシマブ）にて治療し、輸血や手術を行った症例です。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア（15歳以上） ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等 30 6.57 4.86 0.00 72.90
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。） 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 29 2.10 2.66 0.00 76.17
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等１なし 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 26 9.12 7.23 0.00 66.31
060035xx010x0x 結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍 結腸切除術　全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等１なし 定義副傷病なし 14 15.64 16.19 0.00 74.07
060340xx03x00x 胆管（肝内外）結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 11 8.36 9.53 18.18 70.00
・「鼠径ヘルニア（15歳以上）」の症例が、最も多くなっています。
　鼠経ヘルニアに対してヘルニア手術（鼠経ヘルニア手術、腹腔鏡下鼠経ヘルニア手術）を施行した症例です。

・「小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）」の症例が、2番目に多くなっています。
　大腸の良性腫瘍であり、内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を施行した症例です。

・「胆嚢炎」の症例が、3番目に多くなっています。
　胆嚢炎を伴う胆嚢結石に対し、腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行した症例です。

・「結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍」の症例が、4番目に多くなっています。
　結腸の悪性腫瘍に対し、腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術・結腸切除術を施行した症例です。

・「胆管（肝内外）結石、胆管炎」の症例が、５番目に多くなっています。
　総胆管結石に対し、内視鏡的乳頭切開術や内視鏡的胆道ステント留置術等を施行した症例です。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術　肩、股等 41 34.85 25.09 53.66 84.22
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。） 手術なし 16 25.25 18.81 56.25 77.00
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 14 6.71 5.18 7.14 51.71
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。） 人工関節再置換術等 - - 21.03 - -
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術　鎖骨、膝蓋骨、手（舟状骨を除く。）、足、指（手、足）その他等 - - 18.74 - -
・「股関節・大腿近位の骨折」に対する骨折観血的手術や人工骨頭挿入術の症例が、最も多くなっています。

・「胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）」の症例が、2番目に多くなっています。
　腰椎骨折、胸椎骨折の順に多く、保存的な治療を行った症例です。
　リハビリ等継続のため転院する場合があり、転院率が高くなっています。

・「前腕の骨折」に対する手術の症例が、3番目に多くなっています。
　多くが、橈骨の遠位端骨折で骨折観血的手術を施行した症例です。

・「股関節骨頭壊死、股関節症（変形性を含む。）」の症例が、4番目に多くなっています。
　多くが、股関節症に対する人工関節置換術を施行した症例です。

・「足関節・足部の骨折・脱臼」の症例が、同数で4番目に多くなっています。
　外果骨折や足関節の骨折に対し、骨折観血的手術を施行した症例です。

※患者数が10未満の場合、-（ハイフン）を入力しています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 200 2.01 2.76 0.00 78.09
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり両眼 - - 4.95 - -
020200xx99x2xx 黄斑、後極変性 手術なし 手術・処置等２２あり - - 2.52 - -
020180xx99x2xx 糖尿病性増殖性網膜症 手術なし 手術・処置等２２あり - - 2.60 - -
020210xx99x0xx 網膜血管閉塞症 手術なし 手術・処置等２なし - - 6.98 - -
・「白内障」に対する水晶体再建術の症例(片眼)が、最も多くなっています。
　多くが、老人性白内障に対し、水晶体再建術を行った症例です。

・「白内障（両眼）」の症例が、2番目に多くなっています。
　両眼の老人性白内障に対し、水晶体再建術を行った症例です。

・「黄斑、後極変性」の症例が、3番目に多くなっています。
　黄斑変性に対し、アフリベルセプトの注射を施行した症例です。

・「糖尿病性増殖性網膜症」の症例が、4番目に多くなっています。
　糖尿病性増殖性網膜症に対し、ラニビズマブの注射を施行した症例です。

・「網膜血管閉塞症」の症例が、5番目に多くなっています。
　網膜中心静脈閉塞症に対し、ラニビズマブの注射を施行した症例です。

※患者数が10未満の場合、-（ハイフン）を入力しています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 87 5.89 9.12 0.00 69.93
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等 手術・処置等１なし 67 2.00 4.06 0.00 58.52
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等１なし 12 7.83 12.87 0.00 67.00
080180xx970xxx 母斑、母斑症 手術あり 手術・処置等１なし - - 4.29 - -
080050xxxxxxxx 湿疹、皮膚炎群 - - 10.20 - -
・「帯状疱疹」に対する点滴治療の症例が、最も多くなっています。
　帯状疱疹による合併症（眼疾患等）がある症例が含まれています。

・「皮膚の良性新生物」に対する手術症例が、2番目に多くなっています。
　粉瘤・脂漏性角化症等に対し、皮膚・皮下腫瘍摘出術を施行した症例です。

・「膿皮症」に対する症例が、3番目に多くなっています。
　この中には、蜂窩織炎・皮膚細菌感染症等が含まれています。
　蜂窩織炎とは、皮膚の深いところから皮下脂肪組織にかけての細菌による化膿性炎症です。

・「母斑、母斑症」に対する症例が、4番目に多くなっています。
　母斑細胞母斑に対し、皮膚・皮下腫瘍摘出術を施行した症例です。

・「湿疹、皮膚炎群」に対する症例が、5番目に多くなっています。
　アトピー性皮膚炎の症例です。

※患者数が10未満の場合、-（ハイフン）を入力しています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等１あり 62 2.00 2.54 0.00 73.85
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術 手術・処置等２なし 57 6.75 7.13 0.00 77.68
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 手術・処置等１なし 定義副傷病なし 45 3.91 5.67 0.00 59.76
110070xx97x00x 膀胱腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等２なし 定義副傷病なし 18 5.39 7.50 0.00 77.17
11013xxx04xxxx 下部尿路疾患 膀胱結石、異物摘出術　経尿道的手術等 15 3.20 5.53 6.67 70.07
・「前立腺の悪性腫瘍」に対する症例が、最も多くなっています。
　前立腺癌や前立腺癌の疑いに対し、前立腺針生検法を行った症例です。

・「膀胱腫瘍」に対する症例が、2番目に多くなっています。
　膀胱癌に対し、膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）を施行した症例です。

・「上部尿路疾患」に対する症例が、3番目に多くなっています。
　尿管結石と腎結石に対し、経尿道的尿路結石除去術（レーザー）を施行した症例です。

・「膀胱腫瘍」に対する症例が、4番目に多くなっています。
　膀胱上皮内癌に対し、経尿道的電気凝固術を施行した症例です。

・「下部尿路疾患」に対する症例が、5番目に多くなっています。
　膀胱結石、異物摘出術が半数を占め、次いで、尿失禁に対する尿失禁手術が多くなっています。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 10 9.40 9.57 0.00 53.10
12002xxx99x41x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２４あり 定義副傷病あり - - 8.73 - -
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり - - 8.43 - -
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等２４あり 定義副傷病なし - - 4.44 - -
120070xx01xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術（腟式を含む。）　開腹によるもの等 - - 10.00 - -
・「子宮の良性腫瘍」に対する症例が、最も多くなっています。
　子宮筋腫に対し、子宮全摘術を施行した症例です。

・「子宮頸・体部の悪性腫瘍」に対する症例が、2番目に多くなっています。
　子宮内膜癌に対し、化学療法を施行した症例です。

・「生殖器脱出症」に対する症例が、同数で2番目に多くなっています。
　完全子宮脱に対し、子宮脱手術を施行した症例です。

・「子宮頸・体部の悪性腫瘍」に対する症例が、4番目に多くなっています。
　子宮頸癌や子宮内膜癌に対し、化学療法を行った症例です。

・「卵巣の良性腫瘍」に対する症例が、5番目に多くなっています。
　卵巣の良性腫瘍に対し、子宮全摘術を施行した症例です。

※患者数が10未満の場合、-（ハイフン）を入力しています。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 - - - - - - 1 8
大腸癌 - - 22 13 10 13 1 8
乳癌 - - - - - - 1 8
肺癌 - - - - 24 - 1 8
肝癌 - - - - - - 1 8
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
病期分類（Stage）とは、がんの大きさや他の臓器への広がり方でがんを分類し、がんの進行の程度を判定するための基準です。
内視鏡的治療、外科的治療、腹腔鏡的治療、化学療法等、患者の状態に合わせた治療法を選択することができるため、
StageⅠからStageⅣまで幅広く治療を行っています。

・大腸癌では、初発のStageⅢの症例が多くなっています。
・肺癌の検査入院症例については、治療前に得られた情報に基づくStageのため、不明となる場合があります。

※患者数が10未満の場合、-（ハイフン）を入力しています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 - - -
中等症 24 15.38 79.67
重症 - - -
超重症 - - -
不明 - - -
重症度が上がるにつれ平均年齢も上がり、平均在院日数も長くなる傾向があります。

日本呼吸器学会、成人市中肺炎診療ガイドライン、肺炎重症度分類（A-DROP）の定義に基づき分類しています。
軽　 症：０点
中等度：１～２点
重　 症：３点
超重症：４～５点

※患者数が10未満の場合、-（ハイフン）を入力しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 31 20.03 83.06 38.24
その他 - - - -
発症から3日以内の急性期の症例が多くなっています。
急性期の治療後、リハビリ等を継続するため、他の疾患より転院率が少し高くなっています。

※患者数が10未満の場合、-（ハイフン）を入力しています。
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満） 110 1.04 1.55 0.00 70.47
K654 内視鏡的消化管止血術 19 1.42 8.63 5.26 76.89
K722 小腸結腸内視鏡的止血術 19 8.68 10.74 15.79 82.05
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ以上） 11 0.36 1.27 0.00 60.27
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈，静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合） 10 11.30 10.10 10.00 73.70
・結腸ポリープ（腺腫）に対して施行した「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）」の症例が、最も多くなっています。

・出血を伴う胃潰瘍等に対して施行した「内視鏡的消化管止血術」の症例が、2番目に多くなっています。

・結腸憩室等、結腸の出血に対して施行した「小腸結腸内視鏡的止血術」の症例が、同数で2番目に多くなっています。

・2cm以上の結腸ポリープ（腺腫）に対して施行した「内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ以上）」の症例が、４番目に多くなっています。

・リンパ腫に対して施行した「抗悪性腫瘍剤動脈，静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合）」の症例が、5番目に多くなっています。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 33 3.18 6.67 0.00 67.58
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満） 29 0.00 1.10 0.00 76.17
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） 27 0.96 4.59 0.00 71.78
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 14 4.36 13.07 0.00 75.57
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈，静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合） 13 1.23 2.77 0.00 75.15
・胆のう結石症に対して施行した「腹腔鏡下胆嚢摘出術」の症例が、最も多くなっています。

・結腸ポリープ（腺腫）に対して施行した「内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術（長径２センチメートル未満）」の症例が、2番目に多くなっています。

・鼠経ヘルニアに対して施行した「腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）」の症例が、3番目に多くなっています。

・結腸の悪性腫瘍に対して施行した「腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術」の症例が、4番目に多くなっています。

・胃癌や大腸癌に対して施行した「抗悪性腫瘍剤動脈，静脈又は腹腔内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他に設置した場合）」の症例が、5番目に多くなっています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術（肩甲骨，上腕，大腿） 34 3.47 26.97 44.12 80.82
K0811 人工骨頭挿入術（肩，股） 18 6.94 32.06 55.56 86.00
K0462 骨折観血的手術（前腕，下腿，手舟状骨） 16 3.75 18.44 12.50 64.88
K0821 人工関節置換術（肩，股，膝） 16 1.50 34.00 0.00 72.00
K0483 骨内異物（挿入物を含む）除去術（前腕，下腿） 14 2.86 4.50 7.14 64.43
・上腕骨骨折、大腿骨転子部骨折等に対して施行した「骨折観血的手術（肩甲骨、上腕、大腿）」の症例が、最も多くなっています。

・大腿骨頚部骨折等に対して施行した「人工骨頭挿入術（肩、股）」の症例が、2番目に多くなっています。　
　骨折に対する急性期治療後は、リハビリ等継続のため転院する場合があり、転院率が高くなっています。

・橈骨遠位端骨折、脛骨近位端骨折等に対して施行した「骨折観血的手術（前腕，下腿，手舟状骨）」の症例が、3番目に多くなっています。

・変形性股関節症、変形性膝関節症に対して施行した「人工関節置換術（肩、股、膝）」の症例が、同数で3番目に多くなっています。

・骨折の手術時に使用するプレート等を除去するために施行した「骨内異物（挿入物を含む）除去術（前腕，下腿）」の症例が、５番目に多くなっています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの） 204 0.06 1.00 0.00 78.17
K2822 水晶体再建術（眼内レンズを挿入しない場合） - - - - -
・白内障に対して施行した「水晶再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他のもの）」の症例が、最も多くなっています。

・白内障に対して施行した「水晶体再建術（眼内レンズを挿入しない場合）」の症例が、２番目に多くなっています。

※患者数が10未満の場合、-（ハイフン）を入力しています。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0061 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径３ｃｍ未満） 27 0.00 1.00 0.00 65.26
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ未満） 24 0.00 1.00 0.00 46.96
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径３ｃｍ以上６ｃｍ未満） 21 0.00 1.00 0.00 56.38
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径６ｃｍ以上１２ｃｍ未満） - - - - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ以上４ｃｍ未満） - - - - -
・粉瘤・脂漏性角化症等に対して施行した「皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径３ｃｍ未満）」の症例が、最も多くなっています。

・母斑・粉瘤・脂漏性角化症等に対して施行した「皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ未満）」の症例が、２番目に多くなっています。

・粉瘤・膿腫・脂漏性角化症等に対して施行した「皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径３ｃｍ以上６ｃｍ未満）」が、3番目に多くなっています。

・粉瘤・膿皮症に対して施行した「皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径６ｃｍ以上１２ｃｍ未満）」が、4番目に多くなっています。

・粉瘤・母斑・ざ瘡に対して施行した「皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ以上４ｃｍ未満）」が、5番目に多くなっています。

※患者数が10未満の場合、-（ハイフン）を入力しています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの） 59 0.54 5.39 3.39 78.08
K7811 経尿道的尿路結石除去術（レーザー） 50 0.50 3.24 6.00 59.88
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 23 3.04 6.04 8.70 74.91
K800-2 経尿道的電気凝固術 21 0.81 3.14 0.00 75.81
K841-21 経尿道的レーザー前立腺切除術（ホルミウムレーザー） 15 0.00 5.67 0.00 74.13
・膀胱癌に対して施行した「膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用のもの）」の症例が、最も多くなっています。

・尿管結石、腎結石に対して施行した「経尿道的尿路結石除去術（レーザーによるもの）」の症例が、2番目に多くなっています。

・急性腎盂腎炎、急性腎不全等に対して施行した「経尿道的尿管ステント留置術」の症例が、3番目に多くなっています。

・膀胱癌等に対して施行した「経尿道的電気凝固術」の症例が、4番目に多くなっています。

・前立腺肥大症に対して施行した「経尿道的レーザー前立腺切除術（ホルミウムレーザーを用いるもの）」の症例が、5番目に多くなっています。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 13 1.38 7.31 0.00 55.23
K8654 子宮脱手術（腟壁形成手術及び子宮全摘術）（腟式、腹式） - - - - -
K848 バルトリン腺嚢胞腫瘍摘出術（造袋術を含む） - - - - -
・子宮筋腫、卵巣線維腫に対して施行した「子宮全摘術」の症例が、最も多くなっています。

・完全子宮脱に対して施行した「子宮脱手術（腟壁形成手術及び子宮全摘術）（腟式、腹式）」の症例が、2番目に多くなっています。

・バルトリン腺のう胞に対して施行した「バルトリン腺嚢胞腫瘍摘出術（造袋術を含む）」の症例が、3番目に多くなっています。

※患者数が10未満の場合、-（ハイフン）を入力しています。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 24 0.87
異なる 12 0.43
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 - -
異なる - -
医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして定義される感染症および合併症の発生を示したものです。

・「播種性血管内凝固症候群」とは、何らかの基礎疾患により、血液が全身で凝固し、
　凝固因子・血小板が使い果たされ、また凝固した血液を溶かそうとする反応も重なり出血が止まらなくなる疾患です。

・「敗血症」とは、何らかの感染症が存在して比較的強い全身症状がみられる疾患のことです。
　敗血症が原因で播種性血管内凝固症候群が起こることもあります。
　昨年度より、敗血症の症例が多くなっておりますが、DPC傷病名と入院契機病名が同一の症例であり、
　敗血症の発症後、当院で入院加療を実施した症例となっています。

・「その他の真菌感染症」には、カンジダ症などが含まれます。

・「手術・処置等の合併症」には、当院で施行した手術の合併症の症例だけでなく、
　他院で手術した後に合併症を発症し、当院にて入院加療した症例も含まれています。
　重篤な患者を積極的に多く受け入れている場合、こうした感染症や合併症へ移行する可能性が高まります。
　当院の「手術・処置等の合併症」には、人工関節の脱臼等の症例が含まれています。

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更新履歴
2021/09/30
令和2年度病院指標の公開